酵素玄米はとてもカラダにやさしいです
2016/01/18
酵素玄米は、玄米の常識をくつがえします。
わたしが発酵食品に興味を持ったのは、高山晴代さんの納豆作りのワークショップに参加したことがはじまりでした。高山さんは自然派トータルアーティストとして活動されており、芸術的な活動の他に、発酵菜食の料理研究家としても講師をされたりしています。
「自然」などの検索から高山晴代さんのTwitterをフォローしていたわたしは、いつの間にか発酵食について興味をもちはじめ、この人のワークショップに参加したいなと思っていました。
その夢が叶い、江ノ島でのワークショップが開催され参加して作った納豆は、生まれてはじめて食べる大豆本来の美味しさを感じるものでした。自然栽培の原材料や調味料など、素材のよさもありますが、手作りの発酵食の素晴らしさに感動しました。後日、味噌造りも教えていただき、いまはぬか床を毎日かきまぜるのが日課になっています。
さて、酵素玄米とはなんぞやと思われた方、白米より玄米のほうが栄養価が高いという話はもう一般的ですよね。ただ、ぼそぼそして食べにくかったり、体内でも消化しにくかったり。酵素玄米は、炊いた玄米を炊飯器の保温モードで3日間寝かせて「熟成させる」ことで作れます。玄米がまるでもち米のようにふっくらもちもちのご飯に生まれ変わるのです。
発酵が命。発酵させればさせるほど、もちもち感が増します。発酵すると玄米の玄米菌も活発になり、腸を元気にしてくれます。ほっといたら、どんどん美味しくなって、腸が元気になり、血行もよくなり、健康体になれる、そんな食べ物があったら続けたくなりますよね。
玄米は大地に蒔けば、芽が出る種になります。いのちのつまった栄養価の高いお米です。
この本には、酵素玄米の基本的な炊き方、保存方法、そして酵素玄米のどんぶりレシピがなんと71種類も掲載されています。
ぜひこの本を参考にして、「おいしい酵素玄米生活」をはじめてみてください。
★高山晴代さんの「野菜だけでおいしい 酵素玄米どんぶり」
ぶんか社 発行 ¥1300+税